ドラマハゲタカの時代背景はバブル崩壊後の日本?バルクセールの意味は?

 

ドラマ『ハゲタカ』の舞台は1997年以降の日本です。

1997年というと、バブル崩壊後。

1991年から始まった「失われた20年」と呼ばれる低成長期真っただ中の時期です。

わたしはこの時期、まだ子どもだったので、経済うんぬんは全く分からなかったのですが大変な時代だったようですね。

 

>>>バブリーダンスのバブル期とはいつでどんな時代?何が流行ってたかまとめ

 

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バブル崩壊

 

1990年、日銀が金融の引き締め政策を行いました

日銀が実態の経済とかけ離れすぎていると心配したためです。

 

金利が大幅にあがったので銀行からお金を借りることが難しくなりました。

 

高値の不動産や株は当然売れず、値下げをしても売れないので値段はどんどん下がります。

 

多くの企業は倒産、銀行も経営悪化に陥り、一般人もボーナスの減少・リストラなど大きな影響を受けました。

国内の消費も冷え込みます。

 

こうしてバブル経済は終わりました。

引用元:https://aiko369.com/178-3617

 

「バブル崩壊」期間は、1991年3月~1993年10月までのことを指します。

 

バブル崩壊後の銀行

 

 

『ハゲタカ』はこの時期を扱ったドラマ。

1997年~1998年は大手金融機関が連鎖的に経営破綻しました。

1997年11月 「北海道拓殖銀行」が破綻。

この銀行は北海道の経済を支えてきた銀行で、都銀初の経営破綻でした。

 

その1週間後の1997年11月24日に、「山一証券」が自主廃業。

山一は野村・大和・日興・山一「4代証券会社」の一つでしたね。

 

1998年、長銀の2行が破綻。

長銀とは「長期信用銀行」の略です。

日本興業銀行・日本長期信用銀行・日本債券信用銀行

吉田茂首相が唱えた「金融の長短分離(短期資金は銀行から、長期資金は長銀から)」を目指して作られた3行でした。

 

この長銀3行は、1952年から順に作られました。

戦後の復興と高度成長のための設備投資資金を支えるのが主な目的のはずなのに、バブル期に産業金融(※)に特化するはずも、客を確保するには「産業金融ではなくて、土地や株への投資を」と判断

他の銀行と同じように、不動産を求める客などにお金を貸して、バブル後破綻・・・。

※産業金融

多種多様に異なる産業界の資金需要に対して、最適な資金供給の方法により適切に応えることで、産業の成長発展を金融面から支援するという理念を持って行われる企業金融のこと。

引用元:https://www.glossary.jp/

 

バブル期、銀行では将来の地価上昇を見越して、実際の担保以上のお金を貸したりなどの「過剰融資」が自由気ままに行われていました。


当然ながら、銀行はバブルのあと巨額の不良債権に苦しむことになります。

2002年度の、全国銀行の不良債権の処分による損失の累計額は、81兆円5000億円に達した。不良債権処理にともなった銀行の損失累計額は、1992-2002年度末で94兆円となった

全銀行の不良債権の純損失の総額は100兆円という規模となった。

日本のバブル崩壊で発生した不良債権は、約200兆円

 

ハゲタカの「不良債権のバルクセール」は、こうしてできた不良債権を一括で売却しよう(バルクセール)とする銀行が、ハゲタカファンドと取引する話です。

ちなみに、

静岡銀行は、バブル期でも”しぶ銀”と呼ばれるほど融資に慎重だったため、バブル崩壊後も不良債権が極端に少なかったそうですよ(*^-^*)

 

>>>ハゲタカファンドの意味や買い叩くなど専門用語をわかりやすく説明

 

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その他

1997年、政府は「財政構造改革法」を打ち出しました。

  • 消費税3%から5%への引き上げ。
  • 医療費1割負担から3割負担への引き上げ。
  • 所得税の特別減税の中止など。

 

他には、ゼロ金利政策、量的緩和政策など。

家庭も大打撃をうけた時代ですね。

1997年7月、タイを中心に「アジア通貨危機」が起こりました。

この通貨危機で、対アジアの融資の焦げ付きが爆発!

多くの不良債権を出しました。

 

まとめ

 

バブル崩壊後の日本は、お金に困ってしまってアレコレやるけどどれも上手くいかない印象が強いですね。

そんな日本に切り込むハゲタカファンドとのやり取りが見もののドラマ『ハゲタカ』。

どんなふうに描かれているのか楽しみですね!

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2018.07.09
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