名も無き世界のエンドロール【映画】原作の伏線は?ヨッチがキーパーソン?

 

原作『名も無き世界のエンドロール』は、時系列が入れ替わりながら物語が進みます。

どの時期のエピソードなのか、誰のセリフなのか、時々迷うこともあります(^-^;

でも、読み進めると、ドキッとする瞬間がやってくるのです!!

「あ~そうゆうことだったのか~」です。

そんな、原作小説の伏線について、自分なりに考えたことをまとめました(^^)

 

ネタバレが含まれますので、まだ原作を読んでいない方や、映画を楽しみたい方はご注意ください!

名も無き世界のエンドロール【映画】ドッキリストのマコトについて

「ドッキリスト」なんて、聞いたことがない言葉ですよね~

「いたずら」でも「サプライズ」でもなく、マコト(新田真剣佑さん)がこだわったのは「ドッキリ」なんです!!

 

小学校の頃から、マコトは常に周りの友達に“ドッキリ”を仕掛けてきました!

握手するとピリッと電流が流れたり、振っていないはずの缶コーラを開けると、泡が噴き出したり・・・

特にビビり屋のキダ(岩田剛典さん)は、いつもそのドッキリに引っかかってはマコトに笑われていました(^-^)

このドッキリはリサ(中村アン)とのラストシーンへとつながる伏線となっています。

こんな他愛のない二人の関係が、ラストの壮大なドッキリへと繋がっていくのです!!

これは、マコトが“ドッキリスト”故に成り立った計画でした。

 

では、なぜマコトはこんなにも執拗にドッキリを仕掛けるのか?

それは幼少時代のマコトの環境にありました!

精神が病んでしまい塞いでいる母親を喜ばせるためだったのです。

マコトにとっての“ドッキリ”は、相手を騙すためでなければ、自分が楽しむためでもなかったのです(T_T)

 

人生最後に10年もの準備期間をかけて、リサに仕掛けた“ドッキリ”には2つの理由があったと思われます。

1つは、リサや世界中の人達に、「ヨッチの存在を忘れさせない」ため。

そして、もう1つは、ヨッチ(山田杏奈)に喜んでもらうため・・・

そう、決して「復讐」ではなくあくまでも「プロポーズ大作戦」だったのです!

 

名も無き世界のエンドロール【映画】ヨッチとマチルダ

『名も無き世界のエンドロール』は、当初『マチルダ』と言う題名でした。

映画『レオン』に登場するヒロインのマチルダです!

 

ヨッチ自身、自らについて「あたしはさ、マチルダだったんだ」と語っています。

『レオン』の内容については端折りますが、「キダちゃんとマコトがドアを開けてくれた~キダちゃんとマコトがいなかったら、あたしは多分、今こうして生きていなかったよ」と言うセリフがあります(^^)

 

遡ると、高校生の時に、ヨッチは「死ぬ必要がないから生きているし、生きている必要がなくなったら死ぬんだよ、きっと」と、マコトに言っています。

そして、それを決めるのは「神様」とも・・・

ヨッチにとっての生きている必要は、マコトとキダだったのですね。

 

こうして、ヨッチのセリフは物語にとって大きな影響力を与えます!

ヨッチの言うところの“生きている必要”を無くしてしまったマコトの選ぶ道死ぬ必要がないから生きる道を選んだキダ・・・

決めたのは神様でした。

マコトが引いたおみくじには「待ち人来る」と書いてあったのです(>_<)

そこにリサが現れます!!

この小説の中には、他にも『戦場にかける橋』『ライムライト』『理由なき反抗』などの映画名が登場します。

『理由なき反抗』のチキンレースは、命をかけると言う意味で、暗にラストシーンを示唆しているし、工場の社長が言った「死ぬ瞬間に、俺はやりきった、ってそいつが思うんなら、それは無駄死にでも犬死でもねえ」の一言は、作者が、ヨッチの死を否定し、マコトの決意を肯定する意味であるともとらえることが出来ます(^^)

 

ヨッチは、車に轢かれて命を落とした犬の姿を見て悲しみ、「ひき逃げ犯なんて、爆弾で吹っ飛ばしてやりゃいいんだよ」と叫びました。

その言葉通り、2人は作戦を決行します。

『レオン』のラストシーンは、レオンが手榴弾を使って自爆します!!

「これは・・・マチルダからだ」と言うセリフを残して・・・

マチルダ=ヨッチ

ヨッチの言葉通り、ひき逃げ犯は爆弾で吹っ飛ばされるわけです。

『レオン』の日本公開時のコピーは「凶暴な純愛」!!

マコトの真っすぐな心を表していますね。

しかも、手榴弾を用いて爆発させることは「リング・マジック(トリック)」と呼ばれています!

リサに渡すリングは、手榴弾のピンだったと言うドッキリです!!

『レオン』を観たことがある人にとっては、鳥肌ものですね(>_<)

 

名も無き世界のエンドロール【映画】キダは生きている?

爆破事件があった翌日、キダは、ヨッチが亡くなった交差点にいます!

かつて、マコトと一緒にそうしていたように・・・

そこへ、2人の警察官が現れ、近くでひき逃げがあり、「シロタ」と言う人物が亡くなったと告げます(>_<)

小説は映像が現れないので、この時の“俺”が、誰なのかは正直わかりません。

“俺”が、警察に差し出した身分を証明する運転免許証の氏名は「澤田マコト」と記載されているからです!

そして、警察官が、轢かれた被害者の名を「シロタ」と明かすと、“俺”が「たぶん、キダっていうんですよ、城に田で、キダ」と言います。

 

一瞬、マコトが生きていたの?今度はキダが轢かれたの?と思ってしまいますが、良く考えると、マコトのIDが取り引きされ、キダの手元にきたことや、「シロタ」が「キダ」なのは、あくまでも“俺”が誘導したことであることがわかります(^^)

 

21歳のクリスマス・イヴ、プロポーズを受けるはずだったヨッチは、リサの車に轢かれこの世を去り、31歳のクリスマス・イヴ、プロポーズ大作戦を決行したマコトはヨッチの元へ旅立ちました!

そして、一人残ったキダは「澤田マコト」として、生きるのです。

まさに、ヨッチのセリフ「1日で世界が変わる」が伏線となっていました!

>>>【映画】名も無き世界のエンドロールはウロボロスに似てる?

【映画】名も無き世界のエンドロールはウロボロスに似てる?

2020年12月8日

 

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まとめ

 

『名も無き世界のエンドロール』の原作小説における、伏線についてまとめました。

まだまだ紹介しきれないほど、「ここに繋がるんだ~」という場面が散りばめられています(^-^)

しかも、映画は、小説と仕掛けの部分が少し違うんだとか。

開始数分でいきなりたくさんの伏線が埋まっているそうなんです!!

どちらを先に見ても、どちらも楽しめそうな内容ですね(^^)

 

>>>名も無き世界のエンドロール【映画】ロケ地は淡路島?原作ネタバレあり 

名も無き世界のエンドロール【映画】ロケ地は淡路島?原作ネタバレあり 

2020年10月22日
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