ホムンクルス【映画】原作漫画の結末は?後半の内容は衝撃的?

 

綾野剛さん主演の映画『ホムンクルス』の原作漫画は、是非とも実写化して欲しい漫画にも、絶対実写化して欲しくない漫画にも選ばれています(^-^;

公式HPにも、「永遠の問題作」と書かれているように、内容が衝撃的だからです!

どんなストーリーなのか、結末のネタバレを含めて内容をお伝えします。

 

Contents


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ホムンクルスとは

『ホムンクルス』は、2003年から「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載された漫画です。

2008年28号で一時休載し、2009年34号より再開、2011年12月号で完結した、およそ8年続いた人気漫画です!

コミック本は、2020年9月時点で、400万部を突破しています(^-^)

 

作者は、山本英夫さん。

代表作には『おかま白書』『のぞき屋』『殺し屋1』などがあり、映画化された作品もあります(^^)

 

その作風は、人間心理を深く追求し、かなり過激です!

先鋭的で、現実から少しかけ離れたような感覚を覚えながらも、圧倒的な説得力があり、引き込まれていく作品が多いです。

ただし、暴力的な描写や過激的な性描写などもあるので、好まない人が多いのも事実です(>_<)

この漫画の『ホムンクルス』は、本来の意味である“人造人間”と言うよりは、そこから派生した“感覚ホムンクルス”が描かれています。

山本氏の表現力は天才と称されますが、実は、取材にもとても力を入れています。

また、実際『ホムンクルス』の主人公名越の設定である“ホームレス”を体験もしているんです(@_@)

根底にリアルがあるからこそ、かけ離れた設定でも引き込まれていくのではないかと思われます!

 


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ホムンクルスの結末ネタバレ

 

ここからは、特に重要なネタバレが含まれますので、ご注意ください。

 

再手術をした名越は、「ななみ」と名乗る女性と出会います。

名越は、元カノの「ななこ」ではないかと思い込み、二人は急激に深い仲へとなっていきます!

そして、名越はななみに「心の中が読めることが出来るようになる」と伝え、トレパネーション手術を受けさせたのです(>_<)

 

この辺りからより理解するのが難しい展開になっていくのですが、名越はななみに自分のホムンクルスを見て欲しいと思ったのでしょうか?

ところが、手術を終えたななみの顔が名越には自分の顔に見えたのです。

名越は、自分の顔のななこと性行為をすることによって、自分の存在を実感しました(+_+)

 

ラスト、眠ってしまったななみを置いて外へ出た名越は、そこにいる全ての人々の顔が、自分の顔のホムンクルスになっているという、衝撃的な光景を目にします。

そして「ここは、天国か?地獄か?」と呟くのです・・・

 

雑誌の連載はここで終わりですが、コミック本には、続きが掲載されています。

1年後、女装をした伊藤が名越の前に現れます!

名越は、伊藤に電気ドリルを突き付けて伊藤の額に穴をあけようとしました(>_<)

伊藤は、本当は女装をしたかったんですね~

そして、名越はその後も、自分を見てくれる人を探していたようなんです。

そこへ、複数の警察官が現れ名越を取り囲み、笑顔を浮かべた名越は連行され終わります!

 

特に説明はありませんが、眠ってしまったななみはその後亡くなったのです。

そして、電気ドリルを手にした名越は、1年の間でななみの他にも穴を開けたか開けようと試みた相手がいたのではないでしょうか(@_@)

警察官の登場は、暗にその状況を物語っているのではないかと考えられます!

 


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ホムンクルスの原作漫画のあらすじ

 

綾野剛さん演じる名越進は、西新宿でホームレス生活を送っています。

他のホームレスとはあまりかかわらず、スーツを着て、車の中で過ごしているのです!

ある日、成田凌さん演じる伊藤学に人体手術を受けないかと声をかけられます。

何度か断った名越ですが、70万円の報酬に惹かれ、手術を受けることを決めるのです(@_@)

 

その手術とは「トレパネーション手術」と言い、頭蓋骨に穴を開け、脳圧を下げることで、第6感が発生すると言われています。

医学生である伊藤は、この手術に興味を持ち、誰かで実験したいと思っていたのです!

 

手術は無事に終わりましたが、すぐには名越に変化はありませんでしたが、数日後、左目で街を見渡すと、人間の一部が異形のものに見えてしまう現象が起きたのです!

伊藤はそのことを「ホムンクルス」と呼び、人間のトラウマやコンプレックスが可視化して見えると説明しました(>_<)

 

名越はその能力を使うことで、ヤクザや女子高生などの「ホムンクルス(トラウマ)」を取り払い、その人たちを救うことになりました。

伊藤のコンプレックスをも解消することが出来た名越でしたが、突然「ホムンクルス」が見えなくなってしまいます(@_@)

名越は、かつて一流銀行に勤めるエリートサラリーマンでした!

でも、仕事のストレスで自分に自信が持てなくなり、精神が病んで異常な行動をとるようになった末、全てを捨ててホームレスになりました(-_-)

整形をして、外見も変えていたのです!

 

そんな自分のコンプレックスを解消できないまま、「ホムンクルス」が見えなくなった名越は、再手術を伊藤に願い出ましたが断られてしまったので、自ら公園のトイレで額に穴をあけたのです!!

出血多量で、体長を崩した名越は、「ホムンクルス」を見れるようになったのでしょうか~??

 


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まとめ

 

コンプレックスやトラウマは、誰しもが抱える心の闇だと思います。

表に出る人、中にしまい込んでいる人、克服した人、いつまでも苦しんでいる人・・

その心理描写が「ホムンクルス」として表出すると言うアイディアの奇抜さは驚きでした!

多くは、この物語の前半のように、主人公がその能力を生かしていく展開になると思うのですが、実は、本当の目的は、主人公の「自分探し」的なところにあると言う着地点は、なるほどと思えました(^^)

そこまでの描写がなかなかハードなので、映画ではどう描かれるのか、かなり興味があります!!

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