ホムンクルス【映画】実写化は何巻から何巻まで?後半はオリジナル?

 

実写化されることが難しいと言われていた漫画『ホムンクルス』が、綾野剛さん主演で4月2日に公開されます!!

公式HPでも“カルト的人気を誇る永遠の問題作”と掲げているように、ストーリーも描写も過激な作品ですが、どのような内容になるのか、漫画の何巻が描かれるのかなどを考えました(^^)

 

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ホムンクルスについて

 

映画の原作は、2003年から「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載された山本英夫さんの漫画『ホムンクルス』

コミック本全15巻は、2020年9月時点で、400万部を突破している人気漫画です!!

作者である山本さんの作風は、人間心理を深く追求したテーマが多く、描写はかなり過激です。

代表作には『おかま白書』『のぞき屋』『殺し屋1』などがあり、映画化された作品もあります(^^)

 

「ホムンクルス」の本来の意味は、ヨーロッパの錬金術師が作る人造人間、及びその技術のことで、『鋼の錬金術師』にも登場していますね(^^)

漫画『ホムンクルス』の中で「ホムンクルス」は、本来の意味から派生した“感覚ホムンクルス”が描かれています!

すなわち、人それぞれの潜在意識の中にある、コンプレックスやトラウマなどが、形となって表れるのです(>_<)

 

非現実的な世界観ですが、圧倒的な説得力があり、引き込まれていく作品でファンも多く、映画化を楽しみにしている様子が伺える一方、暴力的な描写や過激的な性描写などをどう表現するのかにも関心が集まっています(>_<)

・ホムンクルス映画化って何をどこまで話転がすんだろ

・綾野さん主演でホムンクルス映画化とな!一気に目が覚めた。懐かしいな。 どこら辺の話がスポット当たるのかで 全然雰囲気変わるけどR指定かな。

・4月にホムンクルスの実写映画やるんだ〜観た〜い。でもなぁ…あの漫画…実写化して…うまく表現出来るのかね…しかも2時間くらいで…誰が観ても納得する終わり方出来る…のか??

引用元:ツイッター

 


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ホムンクルスの前半のあらすじから何巻までか考察

 

主人公名越進(綾野剛さん)は、西新宿の公園横の道路で車中生活をしています。

いわゆるホームレス!

でも、スーツを着て、他のホームレスとは一線を画しています。

そんな名越に声をかけてきたのが、医学生の伊藤学(成田凌さん)!

「トレパネーション手術」と言う人体手術を受けないかと誘います(>_<)

何度か断るも、70万円の報酬に惹かれ、手術を受けることに!

 

頭蓋骨に穴を開け、脳圧を下げることで、第6感が発生すると言われるその手術に成功した名越でしたが、すぐには変化が現れませんでした。

でも、数日後、人間の一部が異形のものに見えてしまう現象が起きたのです!

伊藤はそのことを「ホムンクルス」と呼び、人間のトラウマやコンプレックスが可視化して見えると説明しました(>_<)

 

右目を覆い、左目だけで相手を見ると、「ホムンクルス」が見える能力を使うことで、名越は、ヤクザや女子高生を救うことになりました。

手術を施した伊藤にも、父親との確執やコンプレックスがあり、それをも解消することが出来た名越でしたが、ある日突然「ホムンクルス」が見えなくなってしまうのです!

 

映画の予告映像で、内野聖陽さん演じる組長や石井杏奈さん演じる女子高生が登場していることから、伊藤のコンプレックスを解消するに至る11巻までは、抜粋しながらも確実に描かれると思います(^-^)

 

では、これ以降名越はどうなって、映画ではどこまで描かれるのか?

実は、映画は漫画とは少し変えたオリジナルである可能性が高いのです!!

 


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ホムンクルスの後半のあらすじから何巻までか考察

 

名越は、自分の過去をほとんど覚えていません。

ストーリーが進むにつれ少しずつ記憶が蘇っていくのですが、かつては一流銀行に勤めるエリートサラリーマンだったのです(^.^)

でも、仕事のストレスなどで自分に自信が持てなくなり、精神が病んで異常な行動をとるようになりました。

自分を否定するかのように、整形も繰り返したため、以前の顔すら思い出せません(-_-)

 

自分のコンプレックスを解消できないまま、「ホムンクルス」が見えなくなった名越は、再手術を伊藤に願い出ましたが断られてしまいました。

伊藤は我を取り戻したのですが、名越は一層「ホムンクルス」に憑りつかれていたのです!

ついには、自ら公園のトイレで額に穴をあけます(@_@)

 

再び「ホムンクルス」が見えるようになった名越ですが、それまでとは明らかに違った“悪魔のような笑み”を浮かべます・・・

ここで、名越はある女性と出会うのですが、原作では、「ななみ」という女性で、名越のことを知っていたことから、名越はかつて整形する前に付き合っていた彼女・「ななこ」ではないかと思い込みます!!

 

自分のことを知っている人物が「ホムンクルス」を見られるようになれば、自分のコンプレックスが解消されるかもしれないとでも思ったのか、名越は、この女性に「トレパネーション手術」を行います(>_<)

 

映画出演者の中で岸井ゆきのさん演じる“謎の女”が登場します!

名前が明かされていないので、謎の女=ななみである保証はありませんが、名越が自らの「ホムンクルス」と対峙するきっかけとなる重要な人物であることは間違いありません(^-^)

 

この「ななみ」との出会い辺りからより展開が難しくなっていきます!

また、描写も衝撃的で、実写でリアルに表現するのは困難なのではないかと考えます。

ななみと出会う12巻から結末にかけて名越が自分のホモンクルスと対峙する様子が、映画版のオリジナルストーリーになるのではないでしょうか?

 


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まとめ

 

映画『ホムンクルス』の内容について、原作漫画を元にまとめました。

この物語は、前半と後半では名越の「ホモンクルス」への思いが全く違うと思われます。

前半のいわゆる人助け的な内容でも、十分作品として成り立つのでしょうが、作者が伝えたいことは、むしろ後半にギュッと詰まっていると感じました(^.^)

結論としては“何巻から何巻まで”描くのではなく、前半を凝縮して、後半はオリジナルストーリーで構成されるのではないかと予想します!

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