こんにちは!aikoです。
2016年に吉川英治文学新人賞を受賞した
作家・薬丸岳の小説「友罪」が映画化されることになりました。
2018年5月公開の予定。
生田斗真さんと瑛太さんのW主演です。
映画「友罪」
ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。同い年の二人は次第に打ち解け心を通わせていくが、あることをきっかけに益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始め……。ともに心に闇を抱え、大きな罪に囚われながらぶつかり合う二人の人間模様が描かれる。
引用元:https://realsound.jp/movie/2017/07/post-95923.html
ジャーナリスト志望だった益田を生田斗真さん、同期の鈴木を瑛太さんが演じます。
監督は「64ーロクヨンー前編/後編」の瀬々敬久監督。
生田さんと瑛太さんは3度目の共演とか。
どんな演技になるのか楽しみですね!
「友人が過去に重大犯罪を犯していても、あなたは友達でいられるか」
この作品のテーマです。
自分の身近な人が実は過去に重大な罪を犯していても、自分は今まで通りでいられるか。
友だち、恋人、同僚、部下など瑛太さん演じる鈴木にかかわった人たちからの視点で、次々ストーリーが展開します。
1人だけでなく、様々な立場の人からの視点で観るところが面白いですよね。
ここに出てくる主要な人たちは、みんなそれぞれ重い過去を持っています。
鈴木を通して、その過去とどう向き合っていくのでしょうか。
キャストは生田斗真と瑛太以外に佐藤浩市、夏帆、冨田靖子、山本美月、奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、忍成修吾、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研です。(敬称略)
>>>映画友罪の結末ネタバレは原作と違う?ストーリーや実際に観た感想も
作家:薬丸岳
薬丸岳さんは、1969年生まれのミステリー作家です。
“女子校生コンクリート詰め殺人事件”にショックを受けて独学で少年法を勉強し、
「天使のナイフ」を書きあげました。
|
ありましたね・・・
“女子校生コンクリート詰め殺人事件”。
私はこの当時11歳でした。
1988年11月から1989年1月の間に東京都足立区綾瀬で起きた猥褻誘拐・略取、監禁、強姦、暴行、殺人、死体遺棄事件の通称である。
この事件は、加害者が全て少年(未成年者)であったこと、犯罪内容が重大・悪質であったこと、犯行期間も長期におよび、少女が監禁されていることに気づいていた周囲の人間も被害者を救わなかったこと、凶悪事件とは無縁と思われていた閑静な高級住宅街で起きた事件であることなどから、社会に大きな衝撃を与えた。
引用元:ウィキペディア
この作品以後も難しいテーマに取り組み秀作を次々に世に送り出しています。
>>>友罪薬丸岳のおすすめ書籍や映画化された作品は?ドラマ化も気になる!
モデルは
今回映画化される「友罪」。
モデルは1997年、兵庫県神戸市須磨区で起こった当時14歳の中学生による連続殺傷事件といわれています。
これも衝撃的な事件だったことを子ども心に記憶しています。
原作の薬丸氏は、『友罪』はフィクション作品でモデルはいないと否定していますが、「少年犯罪の象徴として酒鬼薔薇聖斗事件に似た事件を組み込んでいる」とのコメントは出しています。
神戸連続児童殺傷事件
1997年5月27日早朝。
市立中学校の正門に、手にかけられた小学6年生のJくんの頭部が置かれていました。
頭部の口には「挑戦状」が差し入れられており、犯人は「酒鬼薔薇聖斗」と名乗ります。
6月4日。
神戸新聞社あてに犯行声明が届き、死体に添えられた挑戦状が同封されていました。
「さあゲームの始まりです 愚鈍な警察諸君 ボクを止めてみたまえ ボクは殺しが愉快でたまらない 人の死が見たくてしょうがない 汚い野菜共には死の制裁を積年の大怨に流血の裁きを SHOOLL KILLER酒鬼薔薇聖斗」
引用元:Jinkawiki
6月28日。
兵庫県警はこの事件の容疑者として近くに住む当時14歳の少年を逮捕。
少年は犯行を自供しました。
少年は同年の2月10日に須磨区の路上で起きた小6女児2人に対する殴打事件と、3月16日に起きた小4女児Aちゃんと小3女児に対する連続通り魔事件も、自分の犯行と認めました。
Aちゃんは後日死亡しています。
少年は逮捕後、神戸家庭裁判所に送られ、観護措置として少年鑑別所へ収容されました。
その後医療少年院へ収容され、2004年、21歳の時仮退院。
2005年本退院となります。
どんな子どもだったのか
”酒鬼薔薇聖斗”はどんな子どもだったんでしょう。
調べてみると、やはり”普通”の子ではないなと。
ナメクジやカエルを解剖したり、猫を虐殺したりを繰り返していたようですね。
繰り返していくうちに人間を手にかけてみたいという気持ちがおさえられなくなったということですが、もうここが普通じゃない。(>_<)
両親ともに変わっていて、それが少年に影響したともいわれています。
父親は子供に無関心、しつけ担当の母親がサイコパスのような変わった人。
しつけが厳しすぎて小学生のころにはノイローゼになったとの情報も。
弟たちも『絶歌』の売り上げをあげるため?、サイトも開設していたりとやっぱり変わっています。
先天的に持っているものに加えて家庭の影響が大きかったような印象です。
現在の酒鬼薔薇聖斗について
2015年に「絶歌」を出版しましたね。
現在は釈放され、名前を変え整形し戸籍も替えて東京23区に住んでいるとか。
でも住所などがマスコミによってバレたので引っ越した可能性はありますね。
結婚してこどももいるという情報もあります。
どれが本当の情報かはわかりませんが。
まとめ
世の中を驚かせた事件をモデルに書かれた小説の映画化です。
電子書籍ならこちら!→『友罪』U-NEXT<ユーネクスト>
早く映画館で観たいです!映画館の椅子から立てなくなるような作品になる予定とか。
でも大画面の迫力に負けて立てないかも。
世に出てはいけない作品。最悪の事件でした。加害者はのうのうと生きている。社会のゴミ。
そのとうりだと思います
共感します。犯人が喜びそうでいやです。
コメントありがとうございます。
確かの被害者よりも加害者を守る印象も強く、内容も含めて最悪の事件でした。
被害者の遺族を思うといたたまれないですね。