【ドラマ】TOKYO MER走る救急救命室のERカーは実在する車なのか?

 

7月から始まる日曜劇場『TOKYO MER~走る救急救命室~』の目玉となるのは、オペ室搭載の大型車両・ERカーです!

6ヵ月もの月日をかけて作成されたこのERカーはいったいどんな車両なのか。

現実の緊急車両とも比較しながらまとめました(^^)

 

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TOKYO MER走る救急救命室【ドラマ】日本の緊急車両について

 

ドラマに登場するERカーは、東京都知事の直轄組織「TOKYO MER」が所有する、緊急車両。

8tトラックを改良し、最新鋭の機材とオペ室までも兼ね備えた設定です!

ドラマを監修する現役の救命救急医たちが「緊急医療の理想」と称えたほどの出来栄えです(^-^)

これほどのERカーは、残念ながら日本どころか、世界でも存在しません!

相当な費用がかかりそうなので納得ですが・・・

 

そもそも救急車は、傷病者を迅速に医療機関へ搬送するための車両です。

日本で初めて消防機関に救急車が配置されたのは、1933(昭和8)年でした!

そこから60年近く、救急車の役目は運ぶこと(>_<)

 

欧米諸国では、事件事故現場に医師や看護師・救急救命士(パラメディック)が積極的に派遣される中、日本では1991(平成3)年に救急救命法が制定されました。

やっと救急救命士が乗車する「高規格救急車」や、医師や看護師が同乗する「ドクターカー」が導入されるようになったのです(^^)

 

ドクターカー」とは、

  • 事件事故現場に医師や看護師を搬送する場合
  • 傷病者に医師や看護師が同乗する場合
  • 転院に医師や看護師が同行する場合

など、その内容は様々。

車両そのものというよりも、目的によって「ドクターカー」を定義するという考え方のようです。

 

最近は、クラウドファンディングで費用を集めるなどの活動もさかんに行われています(^-^)

その多くは、乗用車やワンボックスカー・マイクロバスをベースにしたもので、人工心臓マッサージや人工呼吸器、検査装置の医療器械を搭載していますが、ドラマのような大型車両のERカーはありません(>_<)

 

ちなみに、日本国内にある救急車の中で最も大型なのは、東京都と京都府が所有する「特殊救急車 スーパーアンビュランス」です!

国内に4台しかありません(>_<)

 

なんと、ボディが左右に拡張し、計8床のベットを有することが出来るんです!

あらゆる医療器材が搭載されていますが、あくまでも救護所的な役割で、この場で手術をすることは出来ません。

 

第1話で、このスーパーアンビュランスとERカーが ” 共演 ” しました!

 

\『TOKYO MER~走る救急救命室~』はこちらから! /

本ページの情報は2021年7月時点のものです。最新の配信状況はParaviサイトにてご確認ください。

 


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TOKYO MER走る救急救命室【ドラマ】世界初の移動緊急手術室の誕生について

 

「ドクターカー」の配備が進む中でも、課題となっていることはたくさんあります。

乗用車タイプは、大型車両が入ることが出来ない場所へも出動出来ますが、乗せる機材に限界があります。

また、地方・・・特に僻地では、まだまだ「ドクターカー」の配置が難しいのが現状です(*_*)

 

そんな中、青森県八戸市にある八戸市立市民病院が、八戸工業大学と共同で開発した「ドクターカーV3」が、令和3年度文部科学大臣賞を受賞し話題になっています!

医師が運転できるミニバンタイプを改良し、停止した状態で後部にテントを覆うように施術スペースを確保!

このテントの素材は、スノーウエアーと同じで、軽くて収納も容易なんだとか。

手術道具や酸素ボンベ、人工呼吸器などの他、体外式模型人工肺(ECMO/エクモ)も備えているんです(^-^)

 

このドクターカーの運用が開始したのは2016年ですが、そこに至るまでには試行錯誤を重ね、たくさんの困難を乗り越えてきました!

特に、法律の壁を超えることが大変だったようです・・・

 

ドラマ内において、現行の法律が適応されるのか、架空の設定なのかは現時点ではわかりませんが、もしかしたら、この「ドクターカーV3」も、論争の中で登場するかもしれませんね(^^)

 

陸上自衛隊にも野外手術システムあり

一番最後になりましたが、案外皆さんが知っているのは、この陸上自衛隊が持つ「野外手術システム」かもしれませんね。

 

初期外科手術および応急治療に使用し、戦闘傷者の救命率の向上をはかるため、現在の野外手術システムは1988年に導入されました。

 

手術者に積んだシェルターを約2倍に拡幅させて、手術準備室と連結することで広い手術室を内部に作り出します。

野外手術システムは4つのシェルター(コンテナ様のユニット)で構成されます。

手術車手術準備車滅菌車衛生補給車

この4つが基本セットです。

1日に10~15名の手術が可能なのだそう。

東日本大震災の時も、もちろん活躍しました!

 

TOKYO MER走る救急救命室のフル動画を無料視聴する方法!【paravi】

2021年7月5日

 


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TOKYO MER走る救急救命室【ドラマ】のあらすじ

 

今回のドラマの舞台となるのは、都知事の号令で新設された「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチームです。

“MER”とは、モバイル・エマージェンシー・ルームの略称で、最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施すことが任務です(^^)

 

そのチームのリーダー・喜多見幸太を演じるのは、鈴木亮平さん!!

日曜劇場『天皇の料理版』『テセウスの船』に出演経験のある鈴木さんですが、主演は初めて!

普段は頼りないけれど、いざ出動となると俄然力を発揮する、スーパー救命救急医を演じます(*^^*)

 

その、喜多見とは対照的でクールで冷静な音羽尚を演じるのは、賀来賢人さん!!

厚生労働省の官僚でありながら医師免許も持っている医療技官という役どころ。

賀来さん自身は、医師役が初めてなんだとか(@_@)

 

対称的な2人の関りがどう変化していくかが見どころとなりそうです。

そして、何と言っても目玉となるのは、ERカーです!!

外観は既に公開されていますが、とにかくカッコいい(^^)/

車内で手術も出来るスーパーな救急車です!

 

この大型車両ERカーを含め、TOKYO MERが認可されるのか、都VS国の熱い戦いも繰り広げられていきます!


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まとめ

 

ドラマ『TOKYO MER~走る救急救命室~』に登場するERカーに関する情報をまとめました!

残念ながら、日本の救命救急医療は、未発達の段階で、今後の課題が山盛りです。

このドラマを通して、医療従事者への感謝の気持ちを持ち事はもちろん、自分達がやるべきこと、役割なども確認する機会にもなりそうです(^-^)

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4 件のコメント

  • 鈴木亮平主演する7月スタートのTBS系連続ドラマ, 日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(日曜よる9:00~)にフォークデュオ・ゆず(セーニャ・アンド・カンパニー所属)が新曲♪「NATSUMONOGATARI」(6月2日(水)より配信リリース)も挿入歌となります。
    そしてアルバム「YUZUTOWN」より♪「SEIMEI(アルバムバージョン)」を劇中歌となります。

    • 貴重な情報ありがとうございます。
      キャストだけでなく、主題歌も力が入っているようでとても楽しみですね!

  • TBS系日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」7月スタートに
    俳優の鈴木亮平さん主演でゆずの新曲♪「NATSUMONOGATARI」(6月2日(水)より配信リリース)ついにドラマ挿入歌となりますので、楽しみです。

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