映画アイネクライネナハトムジーク の原作あらすじ感想!感動の結末に涙!

 

9月全国の映画館にて公開される「アイネクライネナハトムジーク」ですが、実写映画化されるとあって、ファンの方だけでなく、初めて観る方からも大注目されている映画になっています。

今回は、原作や結末のネタバレなど、様々な視点から注目すべき点を調べてみました。

 

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映画アイネクライネナハトムジーク の原作について

 

2019年9月20日に全国放映される「アイネクライネナハトムジーク」は、数多くの賞を受賞している伊坂幸太郎さんの唯一の恋愛系の作品で、54万部を突破する小説集の実写映画化です。

斎藤和義さんが伊坂幸太郎さんに詩を依頼した事がキッカケとなり、アイネクライネナハトムジークの映画が生まれました。

映画のタイトルである「アイネクライネナハトムジーク」は、モーツァルトの曲で、日本語では「小夜曲」という意味。

この映画の主題歌は、斎藤和義さんが歌う「小さな夜」という曲で、10年後の佐藤と紗季をイメージして作った曲になります。

アイネクライネナハトムジークは、第1章の「アイネクライネ」、第2章の「ライトヘビー」、第3章の「ドクメンタ」、第4章の「ルックスライク」、第5章の「メイクアップ」、第6章の「ナハトムジーク」6つの短編集が、1つの連作短編集になりました。

6章の連作短編集は、独立したストーリーになっていますが、登場人物は皆つながっていて、最後には一つのストーリーになります

主役の佐藤(三浦春馬さん)は、マーケットリサーチの会社で働いていて、佐藤の上司である藤間(原田泰造さん)は、妻と娘が家を出て行ってしまった事に、怒りと寂しさから立ち直れずにいました。

何でだよという怒りの気持ちが強く、藤間がパソコンを蹴った事で半分くらいデータが消えてしまい、そのせいでただ働きの残業として、駅前でアンケート調査をしに行きます。

誰1人アンケートに協力してくれない中、本間紗季(多部未華子さん)は、アンケートに答えてくれました。

運命的な出会いを探し求めていた佐藤は、この出会いこそが後々に運命的な出会いという事に気付かされます。

佐藤が今でも良く遊びに行く家は、大学時代の友人である織田一真(矢本悠馬さん)の家。

同学年のマドンナだった織田由美(森絵梨佳さん)と結婚して子供も2人います。

一真は佐藤に、「出会いよりも、あの時あそこに居たのが彼女で本当に良かったっていう幸運に感謝できる事が1番幸せなんだ」と教えてくれます。

伊坂幸太郎さんと斎藤和義さんのコラボの映画であるアイネクライネナハトムジークは、ごく日常の中にある出会いや幸せを探し、紗季との愛と、特別ではない人達の友人夫婦や会社の上司との関係性を描いたストーリーになっています。

 


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映画アイネクライネナハトムジーク のネタバレ結末

ボクシングの試合を中心に登場人物がドンドン増えて広がっていき、何章もに分かれているアイネクライネナハトムジークですが、上手く登場する人物が繋がっていくストーリーです。

6章では、過去と現在で行き来するので、少し頭が混乱状態になると言った声も上がっています。

「ライトヘビー」では、美奈子(貫地谷しほりさん)に板橋真澄(MEGUMIさん)の弟である小野学(成田瑛基さん)を紹介します。

 

ヘビー級世界チャンピオンに日本人が挑むボクシングの試合で学がヘビー級世界チャンピオンに勝ち、「次の挑戦は、ある女性に会う事」と、ステージ上でマイクに向かって言った後、きちんと美奈子に告白して交際がスタートします。

美奈子と織田夫婦は高校の時の同級生で、良く一馬の家に遊びに来る仲で、この日も、学を一馬達に紹介しようと遊びに来ました。

藤間が学のファンなので、藤間の為にチャンピオンのサインを貰いたいとの事で、後でアイネクライネの佐藤も来ます。

ここに来て、アクネクライネの佐藤とライトヘビーの美奈子と学に繋がりがもちました。

 

織田家に向かっている途中で、佐藤は耳が聞こえにくい事をからかわれ、イジメに合っていた男の子を助ける事になり、連絡を受けた一馬と学も駆けつけます。

一馬は「ボクサーになれ」と背中を押し、学は男の子に「強い男になれ」という意味を込めて、一本の棒を真ん中から2つに割って見せました。

2ヶ月後に元チャンピオンと戦うが敗戦する学は、負けただけでなくボクシングが今後出来なくなるかもしれないほどの重傷を負います。

自暴自棄にならない為にも、美奈子は半ば強引に学と結婚しました。

 

10年後、ヘビー級チャンピオン戦に挑戦者として出場しますが、相手はKO連発の無敵ボクサー。

スタミナの限界からか、学は意識がもうろうになります。

そんななかラウンドボーイが手話で、「まさか、それで終わりではないだろ?」と怒りながら、10ラウンドのボードを真っ二つに割りました。

チャンピオンになれた時に公園でいじめられていた男の子です。

そこで目が覚めた学は今までにない迫力を出し、見事に勝者となりました。

学はいろんなことを感じていて、あの時あの場所で会っただけの男の子は、佐藤がいなかったら会っていない訳で、織田夫婦は美奈子と付き合っていなければ繋がらなかった関係で、藤間が学のファンだからサインをもらいたいってことで、佐藤とも繋がりました。

様々な人と何らかのキッカケがあって繋がるから、出会いは大切にしなければならないと改めて感じます。

 


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アイネクライネナハトムジーク の感想

 

先ず、1番すごいと思ったのは、6章ある中に数十人の人物が登場しますが、この人達がうまい具合に1つの作品として繋がるのは、今まで観た事がなかっただけに、すごすぎる作品という印象をもちました。

作品の中で、「あの時あそこに居たのが彼女で良かったっていう幸運に感謝できる事が1番幸せ」・「出会いは、後で思い返して分かるもの」など、すごく感じさせられる言葉で、すごく心に残る言葉です。

人と人との出会いに対しての喜び・楽しさなどが、うまく凝縮されたようなストーリーでした。

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2019年8月17日

 


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まとめ

 

6章の物語の登場人物が、必ず何らかしらの理由でつながる面白さを、アイネクライネナハトムジークでは感じられます。

どの章の内容も素晴らしく、観ている方の中にも様々な意見があると思いますが、「ドクメンタ」の通帳記帳の話なども、夫婦愛を感じます。

出会いの中にはさまざまな愛の形があり、色々な意味で、あらためて感じさせられる事がたくさんある映画になっていますよ(*^-^*)

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2019年8月4日
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