2021年1月末、突然解禁された『シン・ウルトラマン』のビジュアルにネットが騒然としました!!
湖のほとりに佇む「ウルトラマン」の姿が、なんとも不気味だったからです(>_<)
今回は、ネットの声を元に、「シン・ウルトラマン」の姿について考察します!!
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シン・ウルトラマン【映画】姿が怖い!ネットの声は?
シンウルトラマンってカラータイマーないのも違和感だけど 猫背じゃなく直立不動だからなんか気持ち悪いんか pic.twitter.com/DTX2jPBA1p
— こーせー (@aaa_555_koapun) December 16, 2019
公式で発表されたこのウルトラマンンの姿、確かに不気味です!
ウルトラマンと聞いて頭に浮かぶのは、スペシウム光線を放つ姿など、怪獣と戦うカッコいい場面です(私は・・・)
なのに、このウルトラマンったら、なんかボーっと立っている感じで、戦闘意欲は伝わってきません(^-^;
ネットの声を集めました!
- シン・ウルトラマン 心霊写真の幽霊より怖い
- 全然ヒーロー感無いんだけど なんか怖い
- シン・ウルトラマンってカラータイマーないのも違和感だけど 猫背じゃなく直立不動だからなんか気持ち悪いんか
引用元:Twitter
なぜ気持ち悪さを感じるのかまとめると・・・
- 棒立ちで雰囲気が不気味
- カラータイマーがない
- オーラやヒーロー感がない
このような感じが伝わってくるからなんですね(>_<)
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シン・ウルトラマン【映画】庵野秀明が描きたかったウルトラマンとは?
成田亨氏の描いた『真実と正義と美の化身』を観た瞬間に感じた「この美しさを何とか映像に出来ないか」という想いが、今作のデザインコンセプトの原点でした。
引用元:公式HP
『シン・ウルトラマン』の企画・脚本を担当する庵野秀明さんのコメントです。
『真実と正義と美の化身』は、1983年に成田さんがウルトラマンを描いた油彩画!
成田亨さんの描いた油絵
「真実と正義と美の化身」をコンセプトの原点に制作されたシンウルトラマンはCGでしか表せなかった⁉️ pic.twitter.com/HXWlpZV7gt— 俊彦田中 (@0408kerokero) February 5, 2021
確かに美しさを感じますね(^-^)
1966年、「いまだかつてない格好のいい美しい宇宙人が欲しい」と主役ヒーローのデザインを依頼された成田さんは・・・
・広隆寺の弥勒菩薩像にも通じるアルカイックスマイルをヒントにした口元。
・能面のように単純化された様式でありながら、見る角度や陰影によって様々な表情を表す。
・宇宙ロケットから着想を得た銀色の肌。
・火星の模様からの発想による全身のライン
引用元:ウィキペディア
これらのコンセプトの元、デザインの検討を重ねたのち、平面画のデザインから粘土原型へと切り替え完成に至りました!
なので、デザイン画での決定稿は存在しないのです。
そして、実際撮影される段階になると、大人の事情でカラータイマーがつけられたり、スーツアクターのために、目には覗き穴があけられ、背中にはファスナーがつけられました(>_<)
そうして、成田さんが意図しなかった方向でウルトラマンが始まったのです!
🏍️仮面ライダー🏍️が流行っていますが、#特撮ヒーロー といえば✨#ウルトラマン ✨でしょ!!
初代ウルトラマンに3種類のタイプがあるの知ってました⁉️
私はやっぱり #Aタイプ が好きですが、フォロワーのみなさんは何タイプが好きですか?#ジャパニュー #東海大 #特撮好き #かっこいいと思ったらRT pic.twitter.com/BlEgrhNmnc— ジャパンニューアルファテームズ2💖🤩✨ (@jn_toukai) September 21, 2020
庵野さんは、この成田さんのデザインのテイストを忠実に再現するため、現在のCGで描くことにしました!
そこには、覗き穴やファスナーは必要なく、そして、当時のスーツアクターだった古谷敏さんの体躯をベースに、カラータイマーのないウルトラマンが誕生したのです(^-^)
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シン・ウルトラマン【映画】喜びの声も!
成田さんと円谷プロはかつて、「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」の著作権を巡って、裁判になりかけたことがありました。
公式HPに載せられた、息子の成田浬さんのコメントを読むと、成田さんや家族の苦しみ、そして、庵野さんによって再び父のウルトラマンが蘇る喜びがひしひしと伝わってきます(^^)
この言葉に、初代ウルトラマンからのファンも喜び、涙したとまで言っている人もいます。
そんな、ファンの人達の声は、むしろ絶賛です!
どっからどう見ても初代ウルトラマンやねんけど、A・B・Cタイプのどれでもないデザイン。絶妙なバランスによって宇宙人である事が分かる。赤いラインも模様ではなく非対称なので、銀色の皮膚をグネグネ動きそう。
シンゴジラにも通じる不気味な美しさがある。
早くみたい・・ #シン・ウルトラマン pic.twitter.com/zFMQMIEzB3— 松本正清 (@keyaki0809) December 14, 2019
#シン・ウルトラマン
思ってたよりウルトラマンはオリジナルに近い感じだなと思いました。
もっと異色で不気味な、一目ではヒーローとは分からないくらい宇宙人って感じだと勝手に想像してたから。— カイ (@kMdx3UgzBPL81LK) January 29, 2021
ツルツルの巨大宇宙人が怪獣と“取っ組み合う”。ヒーローであるはずがほんの僅かな不気味ささえ孕んでいる。その初代マンの世界観がこのたった1枚だけでしっかりと伝わってくる。見事だ。#シン・ウルトラマン pic.twitter.com/eBPHlZmH7U
— 無限書庫司書長 (@mugen_shishocho) December 14, 2019
初代ウルトラマンが放送されてから、2021年の現在まで、数々のウルトラマンが誕生しました!
日本人(あるいは世界の人々)の、ほとんどが、ウルトラマンは地球を守るヒーローであると認識していることでしょう。
でも、初代ウルトラマンが登場した時、M78星雲からやってきた宇宙人を見て、子どもたちはどう思ったか想像してみてください(^-^)
たぶん、得体の知れない宇宙人の登場に、恐怖感を抱いたと思うのです。
気持ちをクリアにして、もし、今目の前にこんな巨人が降り立ったらどう思いますか??
絶対怖いですよね~
反対の立場で言うと、ウルトラマンも初めて地球にきて、地球人とどう接すればいいのか戸惑いますよね(^-^;
簡単に言うと、そんな感じなのかな~と思いました!
→ シン・ウルトラマン【映画】原作はある?ゾフィーは登場するか?
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まとめ
『シン・ウルトラマン』のビジュアルが公開され、その不気味さがクローズアップされましたが、それは本来のウルトラマンの姿であることがわかりました!
映画『シン・ウルトラマン』は、これまでの子どもを対象としたヒーローものの「ウルトラマンシリーズ」ではなく、庵野秀明さんが描く、新しい「ウルトラマン」と言う作品なのではないかと改めて、認識しました(^-^)
まだ、動いてるウルトラマンや戦っているウルトラマンはほぼお目にかかっていないので、夏の公開までにはもう少し見てみたいなあ~と期待しています(^^)/
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