哀愁しんでれら【映画】年齢制限はある?怖い内容のあらすじは?

 

“禁断の裏おとぎ話サスペンス”と言われる『哀愁しんでれら』!

サスペンス・凶悪事件・・・と、シンデレラとは程遠い言葉が並びますが、観客も震撼するような怖い内容なのか、探ってみました(^.^)

 

Contents


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哀愁しんでれら【映画】あらすじ

児童相談所で働く小春(土屋太鳳さん)は、自転車屋を営む父(石橋凌さん)と妹(山田杏奈さん)祖父(ティーチャさん)と4人暮らし。

母に捨てられた過去を抱えながらも、幸せでも不幸でもない平凡な毎日を送っていました。

しかしある夜、怒涛の不幸に襲われ一晩ですべてを失ってしまいます。

そんな彼女に手を差し伸べたのが、8歳の娘・ヒカリ(COCOさん)を男手ひとつで育てる開業医の大悟(田中圭さん)。

優しく、裕福な大悟は、まさに王子様。「ただ幸せになりたい」と願う小春は、出会って間もない彼のプロポーズを受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの頂点へ駆けあがりました。

引用元:公式HP

 

発表されているあらすじでは、小春は女の子が誰もが憧れるシンデレラストーリーのヒロインとなった訳ですから、とても怖いお話とは推測できません!

そうなんです!

本当のお話はここから・・・

 

実際、おとぎ話の「シンデレラ」も原作では、王子様と結婚したシンデレラが、姉たちの目を繰り抜いて失明させてしまうという恐ろしい続きが待っています(@_@)

 

大悟と結婚した千春に待っていたのは、甘い新婚生活ではありませんでした!

優しいと思っていた大悟は、娘のヒカリのこととなると、性格が一変します。

モラハラのような態度で接し、咲良は「母親失格」とまで言われてしまいます(T_T)

そして、懐いてくれたとばかり思っていたヒカリも、実はすごいわがまま!

しかも、大悟の前では態度を変えるんです!

そんな生活に疲れた千春でしたが、やがては、凶悪事件を起こしてしまうような母親へと変貌していきます。

 

→哀愁しんでれら【映画】子役は?ヒカリ役はキッズインスタグラマーのCOCO!

哀愁しんでれら【映画】子役は?ヒカリ役はキッズインスタグラマーのCOCO!

2020年12月26日

 


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哀愁しんでれら【映画】原案とした小説は怖い!!

 

『哀愁しんでれら』は、TSUTAYAが主催する、「TSUTAYA CREATOR’S PROGRAM(TCP)」で、2016年にグランプリを受賞した作品です!

 

脚本・監督を務めるのは渡部亮平(わたなべりょうへい)さん!

シンデレラストーリーをそこで終わらせず、幸せな結婚をしたはずのヒロインのその後を、「シアワセすぎる」をテーマに描いた作品です!!

オリジナルの作品のため、原作はありません。

なので、どの程度怖い内容かは想像するしかないのです(>_<)

 

でも、この映画を原案とした小説が、12月10日に発売されました!

作者は“イヤミス小説の女王”と言われる秋吉理香子さんです。

映画とは違う、もう一人のシンデレラのストーリーですと書かれていますが、こちらのラストが本当に怖いので、参考までにご紹介します(>_<)

 

ネタバレが含まれますので、ご注意下さい!

 

登場人物の設定はほぼ同じですが、主人公は、千春ではなく咲良、そして夫の大悟は考太、娘はヒカリではなくカオリです。

 

幸せな結婚から一転、苦しく辛い毎日を送ることになった咲良!

ある日、学校での出来事について、カオリのことを信じなかった咲良を考太はひどく責めました!

そのことがきっかけで、咲良は家を出たのですが、カオリが自分の嘘を認めたため、考太が慌てて追いかけてきました(>_<)

 

カオリは本当は咲良のことが好きなのに、母親と認めてしまうと実の母親を裏切ることになると思い、わがままな態度をとっていたと告白!

結局3人は仲直りし、咲良もここで幸せになると覚悟を決めたのです(^^)

ところが、物語はまだ終わりません!

その後、カオリが学校でいじめにあっていると知った咲良は、今度は自らが学校に乗り込んでカオリを守ろうとするのです!!

でも、学校側は咲良の抗議を受け入れてはくれませんでした(T_T)

 

そこで、考太と咲良がとった行動は・・・

予防接種の日、校医の考太と、看護師に扮した咲良が、学校に現れます!

そして、教師・生徒全員に注射を打ち、満足して微笑みあうのです(@_@)

 


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哀愁しんでれら【映画】年齢制限はある?

 

小説のラストシーンでは、いじめられるのを嫌がり学校へ行くことを拒んでいるカオリに、咲良が「大丈夫、大丈夫」と言って学校へ連れていきます。

なんと、息途絶えた生徒たちが、床を埋め尽くしているのです(>_<)

これで誰にもいじめられず、勉強することが出来るねと笑い合う親子3人・・・

狂気以外の何物でもありませんね!!

 

映画もきっと、近い内容に仕上がっていると考えられます。

大悟と千春が、なんらかの方法で、教師や同級生を排除するのです(@_@)

怖いのは、その状況を喜び、これで全てうまくいくと思い込む3人です!

 

「いやいやいや」としか言いようがありませんよね(-_-)

でも、「怖い怖い」と言いながらも、「いや、実際にあり得るかも?」と思ってしまいます。

無意識のうちに、誰もの中に芽生えている「自分達さえ良ければそれでいい」「人のことは知らない」そんな風潮を風刺している作品なんですね。

 

『哀愁しんでれら』は、事件の内容は凶悪なようですが、年齢制限はありません!

実際は、亡くなった生徒が横たわっているなどのシーンは描かれないのではないかと思われます。

映像の怖さと言うより、心理的な怖さや、誰もが陥るかもしれないと言う怖さが、ゾッとするのではないかと思います!

 

→ 哀愁しんでれら【映画】元ネタの凶悪事件とは?実話がモデル?

哀愁しんでれら【映画】元ネタの凶悪事件とは?実話がモデル?

2020年12月24日

 


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まとめ

 

『哀愁しんでれら』の内容は怖いのかについて検証しました!

あり得ない行動を起こしてしまう人に対する怖さと、自分もそうなってしまう可能性もあるという怖さを秘めた作品であるようです。

また、家族の在り方や学校や家族との関係についても考えさせられる内容になるのではないかと思います(^-^)

でも、観る時はちょっと覚悟が必要かも?

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