小説『人間失格』を書いた太宰治の生涯が映画になります(^O^)
太宰治の生涯と言うよりは、太宰治の人生に影響を与えた「3人の女性」にスポットを当てた作品。
キャッチコピーは「死ぬほどの恋。ヤバすぎる実話。」
この映画がどこまで実話かどうか気になりませんか??
Contents
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映画人間失格2019の作者・太宰治について
6月13日は、1948年に太宰治が38歳で玉川上水で入水した日です。
いつも思うのですがこの銀座のBAR「ルパン」で撮影された写真はいい写真だと思います。この時太宰がしゃべっているのが坂口安吾というのもいいですね。
ちなみに太宰の作品の中では斜陽が一番好きです。#今日は何の日 pic.twitter.com/LIMJi52fSU— pearbook (@pearbook_jp) June 12, 2019
- 本名、津島 修治(つしま しゅうじ)
- 1909年(明治42年)6月19日 うまれ
- 11人の子女のうちの10番目・六男
太宰は青森県北津軽郡、県下有数の大地主である津島家の六男として誕生しました。
東大仏文科時代に小説家になるために井伏鱒二に弟子入り。
小説『人間失格』は、1948年(昭和23年)5月に書き上げます。
『人間失格』を書きあげた翌月の6月13日、太宰は愛人の山崎富栄と玉川上水(三鷹)にて心中し、38歳で他界。
小説『人間失格』は遺作となり、7月に発行となりました。
太宰治の主な作品として、『走れメロス』『津軽』『斜陽』『お伽草紙』『人間失格』などがあります。
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映画人間失格2019【小栗旬】は実話?
【予告解禁】映画『人間失格』蜷川実花×小栗旬、太宰治の傑作誕生秘話を描く – 主題歌はスカパラ – https://t.co/NzSy7fUS0Y pic.twitter.com/tG66ZVElIc
— Fashion Press (@fashionpressnet) June 19, 2019
映画『人間失格』は、小説の「人間失格」を映画化したものではありません。
太宰治の人生と小説『人間失格』の誕生秘話を、”事実をもとにしたフィクション”なのです。
なので、全部が全部実話ではないのでしょう。
ですが、登場人物は実在の人物です。
◆太宰の正妻・津島美知子
山梨で女学校の教師をしていた
小説に登場することが多いそうです。
◆愛人・太田静子
「斜陽」は太田静子の日記が基になっています。
太宰に文才を認められた弟子でもありました。
◆愛人・山崎富栄
太宰と共に死ぬことを夢見る愛人でした。
坂口 安吾(藤原竜也さん)は純文学だけでなく、歴史小説や推理小説なども執筆し、広範囲にわたる随筆を書き、多彩な活動をした実在する人物。
三島由紀夫(高良健吾さん)は有名ですね!
伊馬春部(瀬戸康史さん)もユーモア小説やラジオドラマ分野などで活躍した実在人物。
太田薫(千葉雄大さん)は、太宰の正妻・太田静子の弟とされています。
この薫という人物が実在していたのかは、調べたのですが確認できずでした・・・(>_<)
静子には2人弟がいることはわかりました。
上の弟が武、下の弟は通という名のようです。
ただ、この2人についてはネットに記載がありましたが、この2人以外にも弟がいるのか、もしくはこの2人だけなのかはわかりません。
姉思いの弟・薫という役のようですね。
静子の弟全員まとめたのが薫なのかも?
どなたか知っていらっしゃる方がいたら、ぜひ教えてください!(^O^)/
そして、成田凌さん演じる編集者・佐倉潤一は映画オリジナルのキャラクターとして公言されています。
太宰に関わった編集者数人をまとめたキャラだそうですよ!
成田は「僕が演じた太宰の担当編集者・佐倉潤一は、太宰の嫌な部分を沢山見ていて、様々な問題に巻き込まれるのですが、何よりもまず学生時代からの太宰の大ファンで敬意が前提にあるということを大切に演じました」
引用元:https://www.cinra.net/
基本実在する人物で構成されているなかで、オリジナルのキャラがどうかかわって、どのようにストーリーに厚みがでるのか、楽しみです(*^-^*)
太宰の行きつけのBAR「ルパン」なども出てくるようなので、会話こそフィクションかもしれませんが、太宰の日常を描写しているところは実話。。。ということでしょう。
小説【人間失格】について
昭和23年に書かれた小説『人間失格』は、累計1200万部を売り上げて、“世界で最も売れている日本の小説”としても有名です。
遺作となったこの小説、主人公の葉蔵は太宰治を表しており、自叙伝に近い私小説と呼ばれています。
でも完全なる自叙伝ではなく、フィクションも交えているようです。
太宰本人が他界してしまっている今、どこがどうフィクションなのかノンフィクションなのか、その真相がわからないので「交えているようです」の表現になります。
遺作というよりは「遺書」と表現されてきた小説『人間失格』。
勢いで書かれたものと信じられてきましたが、1998年に『人間失格』の下書きが発見されました!
157枚にも及ぶ原稿用紙に書かれていた下書き。
何度も書き直されて、言葉や内容も練りに練って作られていたことがわかったのです。
小説『人間失格』は、2010年2月に主演・生田斗真さんで映画化されていますよ(^O^)/
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まとめ
3人の女優さんとの恋愛模様を蜷川実花監督が描くとどんなふうになるのか、公開が楽しみです!
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