前野良沢は解体新書を翻訳した人物なのになぜ名前が載っていないのか考察!

 

来年1月初旬から三谷幸喜のNHK時代劇が始まります!

三谷さんは「真田丸」以来1年ぶりのNHK時代劇。

 

みなもと太郎さんが書かれている

大河歴史ギャグマンガをもとに、

三谷幸喜の世界が繰り広げられますよ!!

 

今回の歴史ドラマのお題は「蘭学事始」。

「ランガクコトハジメ」です。

 

・・・ナニそれ??(><)

 

歴史に疎い私は基本から調べましたよ!!

ドラマを楽しむためにざっくり勉強しましょう♪

 

Contents


スポンサーリンク

蘭学事始

 

まずはランガクコトハジメって何?

 

簡単にいえば、杉田玄白が83歳の時に

前野良沢たちと一緒に

「解体新書」の翻訳をした時の苦労話

思い出して書いた手記です。

大槻玄沢にあてて送った手記で上下2巻。

 


スポンサーリンク

解体新書について

 

解体新書」は日本の医学の原点です。

この解体新書は「ターヘルアナトミア」という本を翻訳したもの。

 

この本の翻訳の中心となったのが、

杉田玄白前野良沢です。

 

「ターヘルアナトミア」は元々ドイツの解剖書

オランダ訳になっているものを翻訳しました。

 

簡単に書いていますが、

オランダ訳のものを日本語訳にするのはとても大変で、

約3~4年もの歳月がかかりました。

 

なにしろ時は江戸時代。

辞書なんてない時代です。

唯一オランダ語がわかる良沢を中心に進めていったのですが

想像を絶するほど大変だったそうです。

 

安永3年(1774年)、ようやく『解体新書』が完成しました。

 

杉田玄白

 

江戸時代中・後期の蘭方医(※1),オランダ学者。

医者の家に生まれる。

19歳の時、小浜藩医になる。

24歳の時、江戸で開業する。

39歳の時、解体新書の翻訳を始める。

 

(※1)長崎出島のオランダ商館(医師)などを介して、江戸時代の日本に伝えられた医学。

 

 

前野良沢

 

江戸時代中期のオランダ学者で医学者。

46歳の時にオランダ語を学ぶ。

47歳、さらにオランダ語を深く学ぶために長崎へ留学する。

49歳の時から解体新書の翻訳を始める。

 

ターヘルアナトミア

 

直訳すれば「解剖図集」。

1722年に初版。

日本に少なくとも2冊は輸入。

 

翻訳のきっかけは

 

杉田玄白と前野良沢はそれぞれが購入し、

2人ともターヘルアナトミアを持っていました。

明和8年(1771年)3月3日の夜、杉田玄白は淳庵、良沢らと、当時の処刑場だった千住骨ケ原に罪人の腑分け(人体解剖)を見に行く。そのとき、良沢が懐に忍ばせていたのがオランダの人体解剖書『ターヘル・アナトミア』だった。

 

 解剖を見た3人は、人体の構造があまりにもその図に一致することに驚嘆する。その帰り道に3人は話し合った。「何とかしてこの洋書を翻訳して、医学の発展のために役立てよう」と。さっそく、その翌日から3人が集まって、『ターヘル・アナトミア』の翻訳にとりかかった。

引用元:http://ameblo.jp/urutora5963

 

 


スポンサーリンク

なぜ前野良沢の名がないのか

 

解体新書=杉田玄白なのはなぜか。

 

解体新書には前野良沢の名前が載っていません。

 

オランダ語から翻訳するのには

前野良沢がいないと出来なかったはずなのに、

なぜ名前が載っていないのでしょうか?

 

簡単に書かれている文がありました。↓↓↓

玄白は人体の内部構造について無知な日本人の医者に、早く「ターヘル・アナトミア」を紹介しなければと考えていました。しかし良沢は、翻訳の完成度が低いことに納得がいきませんでした。

そこで良沢は、発行を急ぐ玄白に自分の名前の掲載を断りました。それほどに良沢という人は正確さや完璧(かんぺき)さにこだわる人だったのです。

引用元:http://www.hamajima.co.jp

完璧主義者なんですね・・・。(;´∀`)

 


スポンサーリンク

まとめ

 

前野良沢を片岡愛之助

 

杉田玄白を新納慎也が演じます。

 

どんなドラマになるのでしょうね~(#^^#)

楽しみです!

風雲児たちの新納慎也はどんなドラマやテレビに出演していた?過去作品まとめ

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください