『キングダム』の舞台は、紀元前3世紀の中国、春秋戦国時代!
秦国の王・政が、後に中華を統一し、始皇帝になるまでの様子が描かれています。
主人公は、政ではなく、天下の大将軍になることを夢見る少年・信(^o^)
信のモデルは、李信と言う実在した秦国の将軍です。
『キングダム』は、史実になるべく沿いながら、実在する人物や、架空の人物などが混在しています。
信のライバルである蒙恬(もうてん)は、果たして実在したのか?
蒙恬の身長、性格、年齢なども気になるところですよね。
蒙恬についていろいろと調べました!!
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キングダムの蒙恬【もうてん】は史実に実在する人物?
蒙恬は中国の秦の将軍として実在した人物です!!
本日19日(金)、キングダム新刊49巻の発売日です!!
北海道、九州方面は22日(月)でしょうか。どうぞ宜しくお願い致します!! pic.twitter.com/kywvyaAy8h
— 原泰久 (@HaraYassa) January 19, 2018
祖父の蒙驁(もうごう)、父親の蒙武(もうぶ)も共に、秦国の将軍として実在しています。
蒙家は、元々斉国出身で、祖父の代に秦へ移り住みました。
実際の蒙恬は、当初は文官でした。
刑法を学んでいたこともあり、裁判文書を扱う文官として仕えていました(^^)
その後、一族の意向で武官に転向させられ、紀元前225年に李信の副将として、楚の討伐に加わりました!
2020年6月時点での『キングダム』は、趙国・鄴を陥落させた紀元前236年頃を描いています。
と、言うことは、実際には蒙恬はまだ武官になっていません・・・
楚の討伐に加わるまでの蒙恬について詳しくわかっていないので、いつから戦場に出ていたのかもわからないのです(>_<)
蒙家の嫡男なので、いきなり高い位に就くことも考えられますが、祖父も父も武に優れていたので、蒙恬も幼いころから剣術なども習っていたと思われます。
なので、原氏は信のライバルとして、早い時期から蒙恬を登場させたのではないかと、勝手に想像します(^^)/
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キングダムの蒙恬【もうてん】の性格や身長・年齢は?
蒙恬について史実に残っているのは、李信と共に楚を討伐して以降のことです。
むしろ、秦王が中華統一し、始皇帝になってからの功績の方が多く記載されています!
『キングダム』で描かれる蒙恬は、超エリートでありながら、かなりイケメンで女の子をナンパするようなチャラ男!
気分屋でお気楽、飄々としています。
でも、いざ戦場に立つと、冷静に周りを見ながら適切な判断を下し、軍略にも長けています(^^)
カリスマ性があり、彼の言葉一つで隊の士気も上がるのです!
信も好きだけど最近は蒙恬も好き#キングダム #蒙恬 pic.twitter.com/Prd0LqJPqm
— 低浮上@ふみ (@neko_fumi_0426) May 30, 2020
原氏が思い描いた蒙恬だと思いますが、後の秦国にとって重要な人物となっていくことや、その統率力の素晴らしさなどから考えると、本当にこんな人だったんだろうなあ~っと容易に想像できますね(^o^)
いろいろな資料から読み取ると、政と信は同じ年だったと考えられます。
そして、蒙恬はそれより1~2歳年上!
なので、初登場シーンは18~19歳の頃の蒙恬です。
正に、青春真っ只中(^^)
漫画やアニメでは、かなりデフォルメされていて、勢いのある武将などは2m越え??位の身長で描かれていますよね~(>_<)
蒙恬の父親の蒙武も、ネット上では247cmと言われています!
でも、他の若者たちは、比較的普通に描かれているので、蒙恬の身長も信や政と同じく170cm位ではないでしょうか。
現代の若者だったら、もう少し高さが欲しい~という感じかな?
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キングダム蒙恬【もうてん】の活躍について
李信の副将として、楚攻めに参加した蒙恬!
序盤は勝って勝って勝ちまくります\(^o^)/
この蒙恬めちゃくちゃカッコいいよなぁ〜😭😭😭
合従軍以降を最近何度目かの読み返ししてるけど、何回読み返してもずっと面白い✨✨✨✨最新刊発売まであとちょっと🥰🥰🥰🥰 pic.twitter.com/bWx49ZEM1m— みゅーな@オールバック推し (@0503_ms) June 1, 2020
実際強かったのですが、これは相手の作戦でもあったのです!
「あれ?俺たち強くない?」と調子に乗った李信と蒙恬は油断します。
その隙を狙った楚軍の襲撃に合い、命からがら秦国へ逃げ切ったところ、王翦と蒙武の軍によって助けられ、楚は滅びることに。
実際にはあまり活躍はしませんでしたが、この後将軍へと昇進し、李信らと共に斉を降伏させ、ここに秦の中華統一が成立します。
蒙恬は、始皇帝から絶大なる信頼を受け、側近として功績を上げました。
紀元前215年には、30万の兵を率いて匈奴を倒し、オルドス地方を奪回!
北方の異民族の侵攻を防ぐために、始皇帝の指示の元、長城建設に尽力します。
ちなみに、この時建てられた長城は、現存の万里の長城とは違うんですよ(^^)
そもそも、まだ中華が統一されていない時期から、北方からの攻撃を防ぐため、各国で巨大な防御壁は建てられていました。
その中でも、特に北に国境があった燕・趙・秦が建てた城壁を、始皇帝がつなげ大長城に再構築したのです!
実際にこの長城を作ったのは、不正役人や罪人(>_<)
蒙恬は、これら一癖も二癖もある者たちをうまく使いこなし、見事に長城を建設しました。
彼の知力とカリスマ性がなせる業だったと思います。
これらの史実が、漫画にも活かされていることは間違いないでしょう!
第2シーズンも見終わった〜
キングダムあかんわ、おもしろすぎるわ
これは漫画の方も買いやな
あと蒙恬かっこよすぎ pic.twitter.com/WYkIEolLIM— 😜きよ😜 (@KIYO40241097) June 3, 2020
ところが、どの時代も反逆者は存在するもので、始皇帝が亡くなってしまった後、始皇帝のことを良く思っていなかった者たちにより、蒙恬は悲しい最期を迎えることになります(T_T)
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まとめ
『キングダム』蒙恬が実際にはどんな人物であったかを調べました。
外見や性格などは史実に沿っていない部分もあるかもしれませんが、私たちの思い描く蒙恬は、やはり『キングダム』の蒙恬で間違いない!!と思います(^^)/
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