キングダム合従軍の戦いは実話?史実の記録が衝撃!【アニメ3期】

 

アニメ『キングダム』3期が、2021年4月から再開されます!!

約1年越しの再開なので、楽しみにしていた人も多いはず(^-^)

 

3期は、合従軍との戦いについて描かれます!

6国と一斉に戦うなんて、実話なのかな?と思いますよね!!

史実にはどのように書かれていたのか、実際はどうだったのか比較します(^^)/

 

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【キングダム】合従軍の戦いは実話だった!李牧や信は登場しない?

李牧が秦へ現れ、趙国と秦国が手を結んで魏を倒し、秦は魏の山陽を攻略することに成功しました!

魏から逃れるために作戦を立てた李牧でしたが、このままでは、秦が本格的に中華統一に乗り出すのでは?と危機感を抱きます(>_<)

そして、合従軍を起こし、秦を攻めることを決めたのです!!

 

と、この経緯はほぼ史実に近いのですが、春申君が総大将として指揮を執っていたとは書かれていますが、李牧が合従軍の戦いに参戦していたという記述はありません(^-^;

 

合従軍の戦いは、今から2250年以上も昔、紀元前241年に起きました。

当時の記録はもちろんありませんので、残っている史実は、司馬遷によって変遷された中国の歴史書『史記』です。

実は、合従軍との戦いについては、たった5行しか書かれていません(@_@)

その5行から『キングダム』原作者の原泰久さんが壮大なオリジナルストーリーを描き上げたのですから凄いですよね~

 

この時代に活躍していたであろう武将を、春申君から広げていったのではないかと思います。

李牧は元々、北方で匈奴に対して備える任務に就いていましたが、その功績が認められ、紀元前233年に中央に召還され、大将軍に任じられています(^-^)

そして、その後秦国との戦いにおいて、何度も功績をあげているので、原さんは李牧を早い時点から登場させたのではないかと勝手に考えます(^-^;

 

そして、主人公・

モデルとなっているのは、秦の武将・李信ですが、史実に登場しているのは、合従軍の戦い以降に、王翦将軍が趙国を攻めた時です。

合従軍の戦いに参戦していた記述は残っていませんが、もしかしたら歩兵として戦っていたかも?と、想像を膨らますことは出来ますね(^-^)

 


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【キングダム】合従軍の戦いで蕞を攻めたのは龐煖?

 

『史記』の5行の中にもう1人、龐煖が登場します!!

「趙国の武将・龐煖が、楚、魏、燕の精鋭をと秦国の蕞を攻めるも抜けなかった」と記述されています(^^)

そうなんです!蕞を攻めたのは、李牧ではなく龐煖だったんです!

 

龐煖にそんなことが出来るの?と思ってしまいます(>_<)

「キングダム」で描かれる私たちの知っている龐煖は、そんなキャラではないですから・・

実は、実際の龐煖は、もちろん武力にもすぐれていましたが、若い頃は山奥で学問を学び、縦横家(弁論家)、兵家(軍事思想家)として、著書を執筆するなど、知的な人だったんです(^^)

 

しかも、正確な年齢はわかりませんが、蕞を攻めた時は、既に高齢のおじいちゃんだったのです!!

それでも、重要な役割を担ったのですから、かなり優秀な武将であったと思われます。

蕞を落とすことは出来ませんでしたが、その後、秦に協力した斉を攻め、饟安を取ったのも龐煖でした(^.^)

 

合従軍の戦いに参戦した、秦国の将軍、蒙驁・蒙武・張唐・桓騎・藨公・王翦・騰は、すべて中国の戦国時代に実在した人物です。

「キングダム」の人物像と比較すると、桓騎はあんなに野蛮ではなく、騰は、あんなに強いのに、元々武将ではなく官僚でした!!

こんな情報も一緒に知ると、面白いですね(^.^)

キングダムのひょうこう【藨公】は実在した?史実から考察 

2021年2月26日

 


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【キングダム合従軍の戦い】現実は秦は強豪国

 

「キングダム」では、函谷関に梯子をかけられたり、毒を投げ込まれたり、常にピンチに見舞われ、たくさんの犠牲を生んだ合従軍との戦いですが、実際はそこまで混戦でもなく、戦い自体も、そこまで大きなものではなかったのです(>_<)

秦国中の強い武将が総出演していますが、そもそも記録が無いので、誰が参戦していたも不明なんです・・・

このころの中国は、ほぼ秦の一強時代になっていました!

この後、秦は統一へ向かっていくのですが、約15年間で成し遂げていることを考えると、いかに秦が強い国だったかがわかりますね(^-^)

 

そんな強い国の王だった贏政!

信と親交を深め、優しく、強い王として描かれ、合従軍との戦いでは、自ら蕞に出向き戦っています(*^^*)

 

政が、民衆を鼓舞し、その士気を上げるシーンは、「キングダム」の中でも、有名な感動的な場面です!!

でも、史実によると、秦王贏政が、実際に戦場に出たという記録はありません(>_<)

また、政は軍議にも参加し、秦の指揮を執っていたのは、昌平君ですが、実際は、呂不韋が指揮権を握っていたようです。

王は戦いに介入することなく、高みの見物が出来るほど秦国は強かったんです!!

 


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まとめ

 

『史記』に書かれた合従軍との戦いはたった5行の出来事でした。

この後、中華統一へと向かう秦国は、既に絶大な力を得ていたようです!

「キングダム」で描かれる合従軍との戦いは、壮絶かつ感動的ですが、現実はそんなドラマチックな展開にはならないということですね(^-^;

それでも、本当にこんな感じで戦ったのでは?と思ってしまう程の作品の作り込みは素晴らしいと思うので、アニメの再開が楽しみです!!

【アニメ】キングダム3期の動画配信状況!ネットフリックス・Hulu・U-NEXT

2021年4月5日
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