黒羊戦で中央の丘を制し勝利した秦軍!
信は趙国副将・慶舎を討って最大武功をあげたものの、同士討ちの禁を犯し、帳消しになってしまいました(>_<)
ここではその同士討ちの内容と、信の揺るがない信念について深掘りします!
Contents
スポンサーリンク
【キングダム5期】同士討ちとは?
“同士討ち”とは、字のごとく仲間同士の争いです。
意思を持って争う場合もありますが、多くは誤って討ったり、混乱の中、錯乱して討ってしまったりなど、昔から戦争には付き物だったようです(>_<)
まじでキングダム44巻泣ける。31巻と35巻もいいけどやっぱり44巻。 pic.twitter.com/mCOmWRVmnG
— Naoto Takemoto(安納芋マン) (@unknown_imoman) January 19, 2020
具体的な記述はないにしても、中国の歴史書「史書」や「漢書」にも、“同士討ち”について触れていて、当時から軍律で、罰則が定められていました。
『キングダム』の中では、魏の高狼城を落とした際に、秦の千人将・乱胴隊の陵辱場面を目にした信が、怒りまくったシーンがありました(@_@)
その時、飛信隊の淵(えん)が、
「同士討ちは 重罪 下手すれば 斬首になります」
と、必死で止めています!
行動を共にしていた王賁や蒙恬も、「俺たちが関わることじゃない」と引き止めています(>_<)
王賁・蒙恬と初めて3人揃った高狼城攻めの後、非道を尽くす千人将に激昂した時の、信の
「これが現実だからつってくだらねぇこと正当化する奴が一番ムカつくんだよ!皆やってるからなんて何の言い訳にもなってねえ!外道は外道だ!」
がその通りすぎて名言。
人類全員これを胸に刻むべき。#キングダム pic.twitter.com/AO0ub2CznZ— まちねこ (@machiiineko) August 27, 2021
それほどに、“同士討ち”は、本人はもちろん隊にとっても、全てを失ってしまう行為なのです!
でも残念ながら、信は乱胴を斬ってしまいます(命は助かりましたが・・・)
ただしこの一件は、蒙恬の裏での操作により大事には至らず、信の懲罰は奇跡的に、一夜投獄で済んだのです(^^)
スポンサーリンク
【キングダム5期】黒羊戦同士討ちの一部始終
合従軍との戦いに勝利した秦軍は、中華統一へ向け、趙国制圧への足掛かりとなる、黒羊丘へと侵攻します。
飛信隊は、初めて桓騎将軍の下で戦うことになりました(^.^)
桓騎将軍と言えば、元は野盗団の首領で、予測不能な奇策を得意とする軍略家!
勝つためなら、策を選ばず、残虐非道な戦い方をする上に、民間人に対する略奪や陵辱も平気で行います(@_@)
正義のかたまりのような信とは、まるで正反対!
今日の日本戦の賛否両論TL見てたら、なんかキングダムの黒羊戦での桓騎と信の衝突を思い出した。 pic.twitter.com/TQUVd4Z7Bk
— セイジ・アゲインスト・ザ・マシーン (@spekari) June 28, 2018
そして中央の丘を取るために桓騎が最後にとった行動によって、事が起きました!
勝つためには何でもやると、黒羊の民間人を殺めた桓騎軍に憤った信が、食ってかかったのです(>_<)
再び必死で止める淵さん!
ところが信ではなく、死体の中にお世話になったおばあさんを見つけた羗瘣が、桓騎軍兵を斬ってしまいます!
それどころか、全て桓騎の指示と聞いた信は、桓騎の元へ詰め寄ります(@_@)
「いちいち喚くな ただの陵辱と虐殺だ」
と言う桓騎の言葉で、一触即発の状況になったところを止めに入ったのは、飛信隊の古参・尾平でした!
トレードされて、桓騎軍と行動を共にしていた尾平は、事の成り行きを信に説明しますが、その言動に信がキレ、すっかり内輪揉め状態になってしまいます(@_@)
結局、場が白けたと桓騎が解散を告げ、争いは避けられました。
でも、羗瘣が“同士討ち”により、桓騎軍兵を斬殺してしまったことと、信自らも、桓騎軍の雷土に手を挙げてしまったことで、これ以前に、趙国副将・慶舎を討ち取った信の武功は、取り消しになってしまいました(>_<)
暇すぎてキングダム読み返してるけど黒羊丘の所が一番ゾクゾクする pic.twitter.com/IJqxnX2q58
— 龍ちゃん (@ryutyan123) April 23, 2020
こうして、2度も“同士討ち”をしながら(2回目は羗瘣ですが・・・)、奇跡的に命を失うことはなかった信!
しかも黒羊では、桓騎が取った恐ろしい策により、秦軍は勝利することになります。
桓騎の言う“大人の戦い方”を見せつけられた信は、戦い方はクソだが、結果は真正面から受け止めなくてはならないと、少し成長。
そして、桓騎に絶対負けないと自らに誓うのでした(^^)
スポンサーリンク
【キングダム5期】乱胴との同士討ちで見せた信の信念
黒羊戦が終わった後、飛信隊は黒羊の西の丘の砦化と、黒羊の外側の警邏を命ぜられました。
戦いの疲労も癒えぬままの仕事は大変でしたが、信の大将軍への思いを聞いたことで、隊の結束はより強くなっていました(^^)
キングダム44巻まで来た。
ある事件をキッカケに飛信隊の経営理念についてみんなで議論して、言語化して、理解を深め、団結しました。
嬴政の演説の次ぐらいにジーーンと来たシーンでした。 pic.twitter.com/xavHO9eqfL— taiki (@taiki_chk) August 23, 2020
蒙恬も称える信の揺るがない愚直さとは・・・
魏との戦いでの乱胴との一件にさかのぼります。
“犯す・奪う・殺す”
これが勝者に与えられる特権だ・・・
てめえみてェに 現実知らねェ
正義漢気取りが 一番ムカつくんだよ
と言う乱胴を切りつけ、信はこう言い放ちます!
飛信隊の信は どんな理由であろうと
クソヤロォは 絶対許さねェ!!
相手が千人将だろうが
将軍だろうが王様だろうが関係ねェ!!
それが これまでも これからも
ずっと 変わることのねェ
俺の戦り方だ!!
処罰が怖ェからって
こんな状況を見て見ぬふりなんざして
何が 天下の大将軍だ!!
引用元:コミックス18巻
漫画『キングダム』で最もシビれたシーン。まだ千人将でない信が重罪になる事を覚悟で味方の外道の千人将を斬った(殺してはいない)シーン。 pic.twitter.com/uMxIVoAVa7
— 稲荷崇 (@inarikun0121) November 24, 2020
まだ三百将だった信のこの言葉は、傍で見ていた蒙恬の心にも刺さったようです!
そして5千人将になっても、信の心は真っすぐのままで、大将軍である桓騎のことを許すことはしなかったのです(^-^)
スポンサーリンク
まとめ
『キングダム』黒羊丘の戦いで描かれた“同士討ち”についてまとめました。
きょうかいは、恩や情があった自分を助けてくれたおばあさんの壮絶な姿を見て、激高してしまったのですね。
味方を討つと輪が乱れ、士気も下がってしまうなど、マイナス面しか浮かんできませんが(>_<)
信の言っていることは青臭いのかもしれませんが、同士と言えども、クソヤロォは絶対許さない信念は、この先も曲げずにいってほしいですね!!
▶【キングダム】おうせんの鄴攻めの策とは?ぶっ飛んでて驚愕!
▶キングダムのおうせんは何巻で死亡する?最後はどう描かれるのか考察
▶【キングダム5期】おうせんは最強か?かんきと李牧と比較まとめ!
▶【キングダム5期】慶舎は史実に実在する?壮絶な最期は演出?
▶【キングダム5期】黒羊丘戦は実話で実在する場所?描かれた理由についても
▶【キングダム5期】慶舎は何巻何話で死ぬ?最後は信に油断した?
▶【キングダム5期】かんきは実在する?モデルや最後についても
▶【キングダム5期】かんきはクズでひどい奴?目玉や皆殺しの狙いは?
コメントを残す